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2017年9月6日水曜日

【平成30年度概算要求】JAXA、1,994億円を計上。「確実に世界的成果を目指す」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、平成30年度の概算要求として、文部科学省を通じて1,994億円を計上したことが分かった。1日に、奥村理事長が定例記者会見で明らかにした。



現在進めているH3ロケット技術試験衛星9号機(ETS-9)先進光学衛星(ALOS-3)及び先進レーダ衛星(ALOS-4)などのプロジェクトについて引き続き取り組むとともに、国際宇宙探査ミッションの開発研究や深宇宙探査技術実験機(DESTINY+)に新規に取り組むとして、平成29年度の1,537億円に対し、457億円増となる1,994億円を計上した形。


なかでもH3ロケットについては340億円を計上している。JAXAは来年度を、(平成32年度初打ち上げに向けた)「ピークの年」と捉え、今年度比150億円増の予算を要求した形。


新規に予算要求を行うJAXA事業としては、深宇宙補給技術、有人宇宙滞在技術、重力天体離着陸技術、重力天体探査技術に関する技術実証等を目的とした「国際宇宙探査ミッションの開発研究」に約5.5億円、低コスト・小型軽量な宇宙探査技術の実証を行う深宇宙探査技術実験機(DESTINY+)に対し約3億円を計上した。


詳細はJAXAウェブサイトを参照。
JAXA「平成29年9月理事長定例記者会見

関連記事
【平成30年度概算要求】深宇宙補給技術、有人宇宙滞在技術など開発研究へ。深宇宙探査技術実証機(DESTINY+)も。(文科省)

2017年9月4日月曜日

チェンジ、JAXAからモバイルアプリケーション管理機能導入に向けた物品・サービスを受注。1,345万円で。

モバイル端末やクラウドの導入支援等を行うチェンジが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)からモバイルアプリケーション管理導入に向けた物品・サービスを受注したことが、1日までに分かった。1日にJAXAが開札した入札により、チェンジが「モバイルアプリケーション管理機能導入に関わる調達」を1,345万円で受注したことが明らかにされている。



今回チェンジが受注した内容は、入札公告などによれば、JAXAに対し物品の販売とサービスの提供をパッケージで行うものとみられる。入札の結果、予定価格に達した応札が存在しなかったため、チェンジを相手として随意契約の交渉を行った模様。


詳細はJAXAのJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム
JAXA「契約・調達情報

2017年8月31日木曜日

【速報】【平成30年度概算要求】各府省の航空宇宙予算、文科省1,950億円、防衛省887億円など計上。

各府省は31日までに平成30年度予算の概算要求を財務省へ提出、公表した。概算要求に計上された主な項目は次のとおり。()内は今年度予算に対する差額。



文部科学省
 H3ロケット              340億円(149億円増)
 イプシロンロケット高度化         16億円(  3億円増)
 先進光学衛星/先進レーダ衛星       65億円( 39億円増)
 技術試験衛星9号機            11億円(  3億円増)
 X線天文衛星代替機            45億円( 22億円増)
 深宇宙探査技術実証機(DESTINY)   2億円  (新規)
 新型宇宙ステーション補給機(HTV-X) 36億円( 10億円増)
 国際宇宙探査ミッションの開発研究      5億円  (新規)
 次世代航空科学技術の研究開発       37億円(  4億円増)
 ISS日本実験棟「きぼう」の運用等   116億円 (ほぼ同額)


経産省
 政府衛星のデータのオープン&フリー化
 及び利用環境整備事業費          13億円  (新規)

内閣府
 実用準天頂衛星システムによるサービス提供 79億円  (新規)
 みちびき初号機後継機の開発・整備・打上げ 77億円( 13億円)

国土交通省
 首都空港等の機能強化
 (羽田空港の飛行経路見直し等)     191億円(  1億円)
 地方空港・地方航空ネットワークの活性化
 (沖縄、福岡の滑走路増設等)      470億円(  1億円)

総務省
 衛星通信における量子暗号技術の研究開発   3億円  (新規)

防衛省
 宇宙状況監視に係る取組
 (米国やJAXAとの連携強化等)     44億円
 衛星通信の利用
(Xバンド防衛通信衛星3号機の一部整備等)730億円
 商用画像衛星・気象衛星の利用
 (超小型地球観測衛星や
  JAXAのALOS-2の利用等)   112億円

JAXA、無人航空機運航管理システムの研究開発に着手。有識者等による委員会を立ち上げ。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、無人航空機の運航管理システムの研究開発に向けて、有識者や企業、関係府省らで構成される委員会を立ち上げる。JAXAが研究開発を進める運航管理コンセプトやシステム設計について、有識者等の委員会を介して検討・合意形成を図りたい考えだ。



JAXAが行う運航管理システムの研究開発は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」の一環として実施される。NEDOが公募した研究開発業務のうち、JAXAが運行管理システムの上流段階の設計を担当している。


JAXAは、今後10年程度における無人航空機の用途・利用形態や法規制の動向を想定しながら、空域や電波の安全・効率的な利用方法やセキュリティ・プライバシー保護を含む機体や運航者の登録・認証方法等の運航管理コンセプトについて検討を具体化していく構え。検討された運航管理コンセプトからシステムの設計も行うとしている。これら運航管理コンセプト・システム設計の過程で、有識者や企業、関係府省等と連携・協力しつつ、合意形成を図るため、「推進委員会」を設立する。推進委員会は四半期に1度程度の開催頻度で、今年度は10月、12月と来年3月に開催される予定だ。


JAXAは、今回開発を目指す無人航空機の運航管理システムについて、新しい交通管理/管制の概念であるとし、対象空域における全ての機体、気象や地上構造物などの情報を収集・活用することで実現したいとしている。今後、設計に向け政府の検討や法規制等の調査を行う予定だ。


今回JAXAは推進委員会における事務局作業等の支援業務の調達に着手した。支援業務の調達は一般競争入札で行われる。来月12日の入札説明会を経て、26日正午の書類提出、10月6日の入札・開札を予定している。


詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム
JAXA「契約・調達情報

2017年8月30日水曜日

防衛省競争的資金:JAXA極超音速技術など14課題を採択

防衛装備庁は29日、同庁の競争的資金制度「安全保障技術研究推進制度」の平成29年度分の新規採択結果を公表した。公的研究機関や大学、企業等から104件の応募があり、14課題を採択している。



安全保障技術研究推進制度
出展:防衛装備庁説明会資料




安全保障技術研究推進制度は、将来の防衛分野の研究開発に資する基礎研究を対象とした競争的資金。平成29年度で3年目を迎え、既に「塗料より軽い」電子顕微鏡レベルの構造による発色技術などの成果が創出されているという。従来の数千万円規模の研究に加え、今年度からは5年で最大20億円を投じる大型研究も採択する大幅な拡充がなされ、募集件数(104件)・採択件数(14件)ともに過去最大となった。


(参考)防衛省が公表した新規採択課題のうち、航空宇宙関連と思われる主なもの

  • 極超音速飛行に向けた流体・燃焼の基盤的技術 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 無冷却タービンを成立させる革新的材料技術に関する研究 IHI
  • マルチアングル3次元ホログラフィックGB-SARによる不均質媒質内埋設物の高分解能な立体形状推定に関する研究 JAXA
  • 電気化学的手法によるCFRP接着界面域におけるエポキシ当量測定 JAXA


詳細は防衛装備庁による採択研究課題の公表を参照。
防衛省「安全保障技術研究推進制度の平成29年度採択研究課題について
防衛装備庁「平成29年度新規採択研究課題について
防衛装備庁「平成29年度安全保障技術研究推進制度応募概要
防衛装備庁「平成29年度安全保障技術研究推進制度公募説明会
防衛装備庁「安全保障技術研究推進制度

2017年8月28日月曜日

コマツとオリックス・レンテック、ドローン事業で提携。測量業務支援サービスを提供。

小松製作所(コマツ)オリックスレンテックは25日、新たにドローン事業で提携し、「測量会社向け3次元測量業務支援サービス」の提供を開始すると発表した。オリックスレンテックがドローンなどの機材を貸し出し、コマツが計測データ3次元化などの処理を提供することで、機材調達とデータ処理をまとめて測量会社へ提供するという。


今回開始されるサービスでは、オリックスがドローンやローバといった測量機器をコマツに提供し、コマツがデータ処理ソフトウェアを添えて、測量会社へパッケージで提供する。コマツなどによれば、本サービスを通じて測量会社のドローン導入に伴う初期投資の軽減などにつなげることが期待できるという。両社は「ドローンの測量への利活用を促進することで、建設現場が抱える課題解決の一助となり、安全で生産性の高い建設現場の実現に貢献することを目指」すとしている。


詳細はコマツなどのプレスリリースを参照。
コマツ・オリックスレンテックプレスリリース「コマツとオリックス・レンテックがドローン事業で提携 「測量会社向け3次元測量業務支援サービス」提供開始

ホンダジェット、同クラスで世界最多の納品。2017年上半期。

本田技研工業(Honda)の子会社、ホンダエアクラフトカンパニーは16日、今年上半期における小型ジェット機市場で世界最多の納品を達成したと発表した。米国、カナダ、メキシコや欧州で24機を納品した。



ホンダジェットの開発責任者、藤野ホンダエアクラフトカンパニー社長は、ホンダジェットを「先進機能を搭載し、高性能で俊敏な操縦性能を実現したジェット機」とし、「空飛ぶスポーツカー」と例える。ホンダジェットは、平成27年12月から順次納品され、現在は北米や欧州のほか、中南米や東南アジアでも販売されている。


詳細はHondaのプレスリリースを参照。
Hondaプレスリリース「HondaJet、2017年上半期のカテゴリー別最多デリバリーを達成」

JAXA、プロジェクトマネジメントに関する研修を実施。企画提案を募集。予算額350万円。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、プロジェクトマネジメントに関する研修の調達に着手した。350万円を上限として企画提案を募り、研修実施者を選定する予定。



今回の調達は、企画提案の競争による企画競争で実施される。企画提案書の締め切りは来月19日まで。


詳細はJAXAの公告を参照。
JAXA公告「平成29年度プロジェクトマネジメント(PM)中級研修の実施
JAXA契約・調達情報「技術提案方式・企画競争・参加者確認公募の公告/選定結果の公告

2017年8月23日水曜日

JAXA、大樹航空宇宙実験場の設備を改修。330万円。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、大樹航空宇宙実験場における光学研究用実験格納設備等の改修の入札結果を公表した。高橋工務店が330万円で受注している。

※「高」は旧字、いわゆる「はしごの高」


大樹航空宇宙実験場は地元大樹町とJAXAとの連携協力拠点。大気球実験や宇宙空間からの再突入・回収を目指した小型カプセルの落下試験などを実施する際の、気球・ヘリコプターの発進拠点として利用されている。


詳細はJAXAの「契約に係る情報の公表」を参照。JAXA「契約に係る情報の公表(平成29年度)JAXA「契約・調達情報

2017年8月22日火曜日

JAXA、2020年代後半の低ブーム超音速旅客機開発に向け、実証機の概念検討に着手。超音速機市場の先取り目指す。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は21日、静粛超音速機に関する技術実証機の概念検討業務の調達に着手した。JAXAによれば、今後実証機の機体仕様を絞り込む上での判断材料として、検討能力を有する企業等の入札参加をもとめている。



これまでJAXAは従来より低騒音で飛行する超音速旅客機の開発につながる技術として、ソニックブーム(航空機が音速を突破した際に生じる衝撃波)を低減させる機体の設計技術の実証を目的としたD-SENDプロジェクトなどに取り組んできた。D-SENDでは、ソニックブームを低減する設計コンセプトの有効性を世界で初めて実証しており、国際民間航空機関(ICAO)におけるソニックブームの基準策定にも貢献しているという。


平成26年に文部科学省が発表した次世代航空機戦略ビジョンでは、「我が国の航空機産業が自動車産業に比肩する成長産業として発展するため」に、超音速機の研究開発に取り組みマーケットでの主導権を握る戦略が示されている。JAXAも、過去に航空技術委員会で「アジア圏を日帰り可能とする超音速旅客機の実現」を「価値ある技術」として位置づけ、「静粛超音速機」の設計技術の研究開発を進めていく認識を示している。


JAXAは、現在進める研究開発を通じて、エンジン付き機体形状における設計技術や、低騒音着陸などとの両立といった技術を実証したい考え。今回は、将来JAXAが策定する実証機案の基礎資料として、検討能力を持つ企業に対し、目標性能や主要性能、技術実証可否、プロジェクト規模や開発機関の検討を求めている。検討企業の選定は価格を評価する一般競争入札にて行われる。来月8日に入札説明会が開催され、12日までの参加申し込みを経て、21日に入札・開札が行われる見通し。


過去にJAXAが超音速実験で使用した実験機
(C)航空宇宙経済新聞


詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム
JAXA「契約・調達情報

2017年8月16日水曜日

JAXA、電通の競争参加資格を停止。労基法違反を受け、文科省の措置に連動。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が先月中旬から電通の競争参加資格を停止していることが分かった。JAXAによれば、昨年12月に書類送検された同社の労働基準法違反を受けて文部科学省が講じた指名停止措置に準じたとしている。指名停止期間について現時点では明記されていない。



競争参加資格が停止された場合、競争入札や企画競争などへの参加が制限されることになる。JAXAが公表している競争参加資格停止規定によれば、文部科学省が指名停止措置を講じた場合、連動することとしている。


近年JAXAは、「「きぼう」を利用した社会課題の解決を目指すアイデア提案」の採択結果に基づくロボット宇宙飛行士キロボの開発や国際宇宙ステーション(ISS)に関する広報・普及活動の検討などを電通に発注している。


詳細はJAXAの契約・調達情報を参照。

JAXA「競争参加資格停止業者一覧(平成29年度)
JAXA「競争参加資格の停止について
JAXA「契約・調達情報

2017年8月15日火曜日

JAXA、調達等合理化計画を公表。新たに調達マネジメントプロセスに基づく調達を実施。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月30日、平成29年度の調達等合理化計画を公表した。JAXAは総務大臣決定に基づき、毎年度6月末に調達等合理化計画を公表している。昨年度からの新たな項目として、より高い成果を生むプロジェクトの確実な実施に向けて、新たな「調達マネジメントプロセス」による調達を実施するとしている。



計画の冒頭、JAXAは平成28年度の「調達の全体像」を分析し、競争性のない随意契約について「件数、金額ともに増加している」(前年比件数ベース3.9ポイント増、金額比6.5%増)としている。主要因として、特定の企業等でしか実施できない案件の増加や、ロケット打上げ輸送サービスの発注増、H3ロケットに対応する改修があるとしている。


今年度、新規に追加された項目としては、新たな「調達マネジメントプロセス」による調達が掲げられている。より高い成果を生むプロジェクトの確実な実施のため、企業等外部能力の最大限の活用や適性な競争環境の構築が必要として、重点的に以下の取り組みを実施する構えだ。

  1. システムメーカ選定プロセスに役員等経営層が関与すること
  2. プロジェクトの特徴に応じ、権利・義務、責任等の重要事項を個々の契約書に規定することにより契約相手方との認識共有を図ること
  3. プロジェクト実施組織の行う調達マネジメントに対し、調達部として支援すること


JAXAは今後、主務大臣による評価結果を踏まえ、適宜調達合理化計画へと反映していくとしている。主務大臣による評価結果については例年、9月から10月ごろに公表されている。


詳細はJAXAの調達等合理化計画を参照。
JAXA「調達等合理化計画

2017年8月14日月曜日

セントレア、ボーイング787用部品運搬機「ドリームリフター」見学ツアーを開催へ。

中部国際空港(セントレア)は10日、ボーイング747LCF「ドリームリフター」の見学ツアーを開発することを発表した。夏休み特別イベントと題し、機体内部の見学が可能なツアーを企画している。



ドリームリフターはボーイング787用部品の輸送に使用される大型輸送機。「ジャンボジェット」の愛称で親しまれたボーイング747をベースとし、現在全世界で4機が運用中。日本では唯一、セントレアに就航している。セントレアによれば、ボーイング787の部品の35%は日本企業が製造しているという。三菱重工大江工場のほか、川崎重工SUBARU等が製造した部品は、工場から海路でセントレアに搬入され、ドリームライナーに積載される。


今回セントレアでは応募者から抽選で20名を対象に見学ツアーを開催する。応募締め切りは今月15日。見学ツアーは27日11時からを予定している。


詳細はセントレアのウェブサイトを参照。
セントレア「中部国際空港 セントレア DREAMLIFTER TOUR 2017年8月27日(日)
セントレア「FLIGHT OF DREAMS

2017年8月13日日曜日

TIS子会社、JAXAより「サイバーセキュリティインシデント対応の高度化支援業務」を受注。予算額6,000万円。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、サイバーセキュリティインシデント対応の高度化支援業務に関する調達結果を公表した。JAXAの公示では、TISグループのTISソリューションリンクが受注したことが明らかにされている。



今回の調達は、あらかじめJAXA側の予算額を提示した上で、企画提案の競争を行う企画競争で実施された。JAXAの公告によれば、予算額は6,000万円を上限としている。


詳細はJAXAによる公示などを参照。
 JAXA公示「サイバーセキュリティインシデント対応の高度化支援業務
 JAXA契約・調達情報「技術提案方式・企画競争・参加者確認公募の公告/選定結果の公告

2014年2月2日日曜日

岡山航空、JAXAから実験航空機「飛翔」の脚部品を受注。約3,200万円で。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、実験航空機「飛翔」(ジェットFTB)の脚部品に関する入札結果を公表した。JAXAが公開した入札結果によれば、約3,200万円で岡山航空が受注したことが明らかにされている。



岡山航空は、航空機の整備、改造や航空機の計器類の販売を事業とする、岡山県の航空関連企業。岡山県の岡南飛行場を拠点に、遊覧飛行なども行っている。


今回の調達は、価格を評価する一般競争入札で行われた。開札は先月28日だった。


詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム
JAXA「契約・調達情報

2014年1月29日水曜日

平成26年度本予算、JAXAに対し約1,500億円の内示。H-Ⅲロケット(70億円)、超低高度衛星技術試験機(6億円)など。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、奥村理事長の定例会見の模様を公開した。会見の冒頭、奥村理事長は来年度のJAXA予算について言及し、本予算として1,545億円の内示があったことを明らかにしている。



平成26年度本予算で新規に認められたJAXAの事業としては、次期基幹ロケット(いわゆるH-Ⅲロケット)に対して70億円、超低高度衛星技術試験機(SLATS)に対し6億円の予算が投入される見通しだ。


H-Ⅲロケットを巡っては、6年後の打上げに向け、今年度中に主契約者となる民間事業者を選定することが明らかにされている。開発体制として、政府による資金確保のもと、JAXAは液体ロケットエンジン技術などのキー技術の開発に取り組むとされている。


超低高度衛星技術試験機(SLATS)は、高度200から300kmを周回する衛星の構想。600から800kmの軌道を周回している従来の地球観測衛星と比較して、半分以下の高度を飛行するため、より詳細な観測が可能になることが期待されている。これまでJAXAは、衛星が受ける大気抵抗をイオンエンジンで打ち消すことで、超低高度衛星も技術的に実現可能とする考えを、文科省の宇宙開発利用部会などの場で示してきた。SLATSの総開発費は約34億円と見込まれている。


JAXAの奥村理事長は、これらの来年度予算の他、今後計画されている、陸域観測技術衛星「だいち2号」(ALOS-2)小惑星探査機「はやぶさ2」などの打上げスケジュールなどを挙げ、「今年も大きな一年となりますので、気を引き締めて業務にあたりたい」とコメントし、会見冒頭の挨拶を締めくくっている。会見は今月16日に行われた。


詳細はJAXAが公表した奥村理事長の記者会見の模様を参照。
JAXA「平成26年1月理事長定例記者会見

関連記事
JAXA、超低高度衛星開発へ。文科省に検討状況を報告。
JAXA、H-Ⅲロケットの開発検討状況を公表。2020年以降、試験機2機を打ち上げる計画。主契約者の選定は来年2月以降。
JAXA、H-Ⅲロケットの検討状況を公表。2020年に初打ち上げを実施する計画。商業化への転換目指す。
中央府省庁、平成26年度概算要求を提出。H-Ⅲロケット(文科省)、高高度無人機(防衛省)など航空宇宙の新規事業も。

2014年1月21日火曜日

那覇空港沖約1Kmに滑走路増設へ。沖縄県などが埋立を承認。

国土交通省は9日、同省が進めている那覇空港の滑走路増設事業について、沖縄県などから公有水面埋立に関する承認が得られたと発表した。国交省は今月中に増設工事に着手し、平成31年度までに新滑走路の供用を開始する計画を明らかにしている。



新滑走路は2,700m級の長さで、現在の那覇空港沖合1,310mに増設される予定。今年度の予算で新規着工が認められたことなどを受け、内閣府沖縄総合事務局が沖縄県知事と那覇港管理組合管理者に対し、埋立の承認を求めていた。今回の公有水面埋立の承認に際し、沖縄県からは、供用時における騒音調査の実施や、作業船等の航行安全対策などの留意事項が提示されている。


那覇空港は現在、貨物を含め一日当たり160往復以上の輸送需要に対応している。近年は、LCCや中国向けの貨物便の就航も相次ぎ、平成24年の旅客実績は過去最大の1,541万人を記録している。


国交省の発表では、漁業補償について関係漁協との合意することと並行して、今後、発注済み工事の契約手続きを進めることが明らかにされている。今月中に工事に着手した上で、平成31年12月までに新滑走路を完成させ、翌年3月末に共用を開始する計画だ。


詳細は国交省のプレスリリースを参照。
国交省プレスリリース「那覇空港滑走路増設事業に係る公有水面埋立の承認等について
国交省「那覇空港滑走路増設事業の概要

JAXA、3Dプリンタを調達へ。一般競争入札で。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、3Dプリンタの調達に着手した。JAXAの公告によれば、今回は「3次元プリンタの調達」として、3月12日までの納入を求める形だ。



調達は入札価格による競争を行う一般競争入札で実施される。来月12日を入札期限として、国の競争参加資格(全省庁統一資格)の「物品の販売」A~D等級の資格を有する事業者に対し、入札参加を求めている。


詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム
JAXA「契約・調達情報

2014年1月20日月曜日

防衛省の次期輸送機XC-2、地上試験で不具合発生。強度確認中に貨物扉、後部胴体等が損壊。

防衛省は17日、次期輸送機XC-2について、地上試験中に不具合が発生したことを明らかにした。同省の発表によれば、強度確認のため、機内に加圧したところ、貨物扉や後部胴体等が損壊したとされている。XC-2は航空自衛隊岐阜基地で試験中だった。



不具合は1月7日に実施した試験中に発生したもの。XC-2の地上試験機を使用して、機内の気圧を一定に保ちつつ高高度を飛行できるために必要な機体構造の強度確認のため、設計時に想定していた気圧差の約1.2倍の圧力を機内に加圧したところ、試験機の貨物扉、後部胴体等に損壊が生じたという。


防衛省は、今回の不具合について、XC-2地上試験機の損壊等について確認を行った上で、不具合原因の究明、対応策の検討を行うとしている。XC-2はC-1輸送機の後継として、川崎重工などを中心に開発されてきた。現在は、来年度の開発完了に向けて空自岐阜基地で技術・実用試験が進められていた。


詳細は防衛省のプレスリリースを参照。
防衛省プレスリリース「次期輸送機XC-2の地上試験において発生した不具合について

【小笠原西之島沖噴火活動】JAXA、西之島周辺を合成開口レーダで観測。新島の表面地形が明らかに。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、航空機搭載Lバンド合成開口レーダ「Pi-SAR-L2」による西之島周辺の観測結果を発表した。JAXAは、昨年から西之島における噴火活動を受けて、合成開口レーダによる観測飛行を計画していた。



今回、JAXAが公表したのは1月15日に実施した観測飛行の結果。西之島周辺の観測画像では、新島のみが明るい緑色に見えるが、これについて、JAXAは新島の表面がごつごつしていて、反射係数が大きかったことが原因と見ている。


詳細はJAXAが公表した観測結果を参照。
JAXA「航空機搭載Lバンド合成開口レーダ2(Pi-SAR-L2)による小笠原諸島西之島付近の観測結果について

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【小笠原西之島沖噴火活動】JAXA、西之島周辺の衛星画像地図を作成。台湾衛星から画像提供。
【小笠原西之島沖噴火活動】パスコ、新島の最新衛星画像を公開。新島と西之島がつながる。
【小笠原西之島沖噴火活動】JAXA、合成開口レーダーによる噴火活動の航空観測実施へ。航空会社の選定に着手。
【小笠原西之島沖噴火活動】パスコ、新島の形成に関する衛星画像を公開。陸地の拡大、鮮明に。