2017年8月19日土曜日

【速報】「みちびき3号機」打上げ成功。H-IIAロケット35号機から分離。

「みちびき3号機」を搭載したH-IIAロケット35号機は種子島宇宙センターから打ち上げられ、衛星を分離した模様。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が配信した映像などから確認された。



今年6月に公開された「みちびき3号機」
提供:内閣府宇宙開発戦略推進事務局

2017年8月18日金曜日

JAXA、種子島宇宙センター用の重油4,000キロリットルを調達。発電所需要をまかなうねらい。一般競争入札で。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、種子島宇宙センター向けのA重油の調達に着手した。JAXAが公開した仕様書によれば、今年10月から3月までの下期の間に、種子島宇宙センター内の大崎発電所、大崎第2発電所などに総計4,000キロリットルの需要が見込まれるという。



今回JAXAは今年度下期分として、油槽所の利用など一定の条件を満たす業者の入札参加を求めている。事前審査を経て競争入札により契約相手方の選定を行うとしており、来月8日までの入札参加申し込みを求めている。開札は来月13日を予定している。


JAXAはこれまでも半年に一度のペースでA重油の調達を行っている。JAXAがこれまで公開した入札結果によれば、種子島宇宙センターにおけるA重油の納入価格はおむね石油市場のトレンドに連動している。


JAXAの公開した過去の入札実績より作成。
(C)航空宇宙経済新聞


詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム
JAXA「契約・調達情報

2017年8月17日木曜日

三井住友海上、「損保ビジネス最前線」として宇宙保険を特集。「保険の新たな領域に挑戦」

三井住友海上がウェブサイト上で宇宙保険を特集している。新卒採用向けの「スペシャルコンテンツ」として、損保ビジネスの最前線を取り上げたもの。スペシャルコンテンツのうち「挑戦編」として新たな領域である宇宙保険を取り上げた形だ。



コンテンツでは、人工衛星にまつわる「打上げ」や「軌道上運用」を2大リスクとして紹介し、リスク管理として損害保険への加入の必要性を解説している。三井住友海上の「宇宙保険チーム」では、人工衛星やロケットの調達段階から、顧客と人工衛星製造メーカや打上げ輸送サービス会社との契約内容をチェックしているという。調達から打上げまで通常2年がかかるところ、担当者が継続的に情報収集などに取り組む。ロンドンを中心とした宇宙保険市場を介して再保険を手配していることも明らかにしている。


三井住友海上は東京海上日動などとともに、これまでも宇宙航空研究開発機構(JAXA)イプシロンロケット全球降水観測計画(GPM)にかかる宇宙保険を受注してきた実績がある。最近は、交通広告や新聞広告などでも宇宙保険を紹介している。JAXAなどの発注する宇宙保険の受注実績を持つ保険会社としては、三井住友海上や東京海上日動の他、損保ジャパン日本興亜も参加実績を持つ。


平成28年に成立した宇宙活動法により、民間企業に対してもロケット打上げにかかる宇宙保険締結などの損害担保措置を講じる義務が課せらることとなった。また、JAXAについては、人工衛星等を打ち上げる際の必須条件として、宇宙保険を締結することがJAXA法で規定されている。


詳細は三井住友海上のウェブサイトを参照。
三井住友海上「損保ビジネス最前線 挑戦編 宇宙保険
三井住友海上「損保ビジネス最前線


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東京海上など損保各社、国際共同降水観測計画関連の宇宙保険を受注。 全球降水観測計画(GPM)に関する打上げ保険など。
東京海上など損保各社、イプシロンロケット関連保険を受注。

データ中継衛星「こだま」(DRTS)、運用終了。宇宙ステーションや地球観測衛星をつないだ15年。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、データ中継衛星「こだま」(DRTS)の運用を終了し、停波したことを発表した。衛星の経年劣化が進んだため、先月31日から運用停止作業を進めていた。


「こだま」は、衛星間通信技術やデータ中継運用技術の開発・実証を目的とした研究開発衛星。平成14年9月に種子島宇宙センターから打ち上げられ、翌年1月から定常運用を開始した。定常運用期間7年に対し倍以上にあたる15年間の運用の結果、衛星の経年劣化が進み、今回の運用終了に至った。


地上700Kmの衛星などと地上とで直接通信では、アンテナの可視領域に限っての通信となるため、1回10分程度と通信可能時間が限られる。静止軌道上の「こだま」が国際宇宙ステーション(ISS)や地球観測衛星と地上を中継することで、通信可能範囲が劇的に広がることになった。「こだま」は、定常運用開始から3か月間で陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の観測データを約600TB分中継した。これは、従来JAXAの地球観測センターが30年かけて受信してきたデータ量約180TBをはるかに上回り、我が国の地球観測データ取得量を飛躍的に増加させたことが分かる。平成21年9月時点では「だいち」の観測データの98.9%が「こだま」の中継によりもたらされている。


このほか、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」(JEM)との通信を中継し、国際宇宙ステーションにおける日本独自の回線として、実験データの迅速な取得に貢献したという。


JAXAは「こだま」の後継として、「光データ中継システム」(JDRS)の開発を進めており、平成31年度の打上げを目指している。電波による中継をおこなった「こだま」と異なり、レーザー光を用いるのが特徴で、通信速度の大幅な高速化や小型化が可能になるという。


詳細はJAXAのウェブサイトを参照。
JAXA「「こだま」の運用終了について

JAXA、種子島宇宙センターで使用するダンプ車を調達。牧自動車整備工場が約350万円で受注。一般競争入札で。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は先月28日、種子島宇宙センターにおける公用車に関する入札結果を公表した。JAXAが公開した入札結果によれば、南種子町の牧自動車整備工場が約350万円で落札している。



入札は、価格以外の性能等も評価する総合評価方式で行われた。近年JAXAは環境配慮契約法に基づく「グリーン契約」の一環として、総合評価方式による自動車の調達が続いている。


詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム
JAXA「契約・調達情報