宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、種子島宇宙センター向けのA重油の調達に着手した。JAXAが公開した仕様書によれば、今年10月から3月までの下期の間に、種子島宇宙センター内の大崎発電所、大崎第2発電所などに総計4,000キロリットルの需要が見込まれるという。
今回JAXAは今年度下期分として、油槽所の利用など一定の条件を満たす業者の入札参加を求めている。事前審査を経て競争入札により契約相手方の選定を行うとしており、来月8日までの入札参加申し込みを求めている。開札は来月13日を予定している。
JAXAはこれまでも半年に一度のペースでA重油の調達を行っている。JAXAがこれまで公開した入札結果によれば、種子島宇宙センターにおけるA重油の納入価格はおむね石油市場のトレンドに連動している。
JAXAの公開した過去の入札実績より作成。 (C)航空宇宙経済新聞 |
詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム」
JAXA「契約・調達情報」
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