2017年8月15日火曜日

亀田製菓「柿の種」、宇宙日本食として認証取得。JAXAから。

亀田製菓は8日、同社の「亀田の柿の種」を「日本の宇宙飛行士が宇宙で食べられるおやつ」として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に申請し、宇宙日本食として認証を取得したと発表した。宇宙日本食は食品メーカが提案する食品をJAXAが評価し、宇宙食としての基準を満足している場合に認証する制度。これまでにもおにぎりやラーメン、カレー、サバの味噌煮などが認証されている。



亀田製菓では、もともとJAXAの宇宙日本食制度をターゲットに、平成26年から柿の種の宇宙日本食認証に向けた開発を続けていた。「柿の種発売50周年」を契機として正式なプロジェクトと位置付け、同社設立60周年を迎えた今年、宇宙日本食の認証獲得に至った形だ。


亀田製菓によれば、今回宇宙日本食の認証を取得した柿の種も、市販の「亀田の柿の種」と同じ原料・製法を用いているという。独特の「カリッとした食感」を残しつつ、繰り返し蓋を開閉したり、固定した場所にくっつけられるパッケージに収納するなど、無重力空間でも飛び散らない工夫がなされている。


亀田製菓は、今後の取り組みとして、日本人宇宙飛行士とともに柿の種が「宇宙に行くことを目指す」としている。現時点で市販の予定はないという。


宇宙日本食としては、このほか、キューピーのマヨネーズや日清食品ホールディングスのラーメン、ハウス食品のカレーやマルハニチロの魚介缶詰、山崎製パンの羊羹、ロッテのキシリトールガムなどが認証を取得している。今回の亀田製菓の発表した「柿の種」の認証について、JAXAの宇宙日本食の一覧表への反映は確認されていない。


詳細は亀田製菓のプレスリリース、JAXAの宇宙日本食に関する公表などを参照。
亀田製菓「「宇宙に飛び立て!「亀田の柿の種」!宇宙日本食「米菓(柿の種ピーナッツ入り)」としてJAXAから認証を受けました!
JAXA「認証された宇宙日本食
JAXA「宇宙日本食


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