2013年12月29日日曜日

NICT、航空機搭載合成開口レーダPi-SAR2の技術支援業務を調達。

情報通信研究機構(NICT)は20日、航空機搭載合成開口レーダ(Pi-SAR2)の技術支援業務の調達に着手した。合成開口レーダの開発・取扱・保守などの実績を有する業者に対し、Pi-SAR2の観測装置、処理装置、ソフトウェアについて、平成26年度における技術支援を求める構え。



Pi-SAR2は、NICTなどが開発した、高度6,000mから12,000mの間で30cmの分解能を有する航空機搭載合成開口レーダ。一度に5kmから10kmの領域が観測可能で、火山噴火時には噴煙に影響されず安全に観測ができることを特徴としている。NICTの公告では、Pi-SAR2を「自然災害における迅速な状況把握が社会的・学術的に強く求められている観測装置」として位置付けている。


今回の調達は、競争参加者の有無を公募で確認する方式で実施される。応募締め切りは来年1月20日まで。


詳細はNICTの公告、仕様書などを参照。
NICT公告・仕様書「高性能航空機搭載SARの観測装置、並びに処理装置・ソフトウェアのテクニカルサポート
NICT「調達情報

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