宇宙技術開発(SED)は先月28日、西之島の最新の衛星画像を公表した。米国地質調査所が運用するランドサット8号により撮影された。最新の衛星画像によれば、西之島の陸域幅が1.5Kmを超えるサイズに拡大したことが読み取れる。
西之島の最新衛星画像 (C)宇宙技術開発株式会社 |
西之島周辺海域では平成25年11月に噴火が発生。同年12月には新島の形成が確認され、翌年1月には旧西之島と新島が一体化した。これまでにはパスコが衛星画像による経過観測結果を公表したほか、JAXAが台湾衛星の観測画像や航空機搭載Lバンド合成開口レーダ「Pi-SAR-L2」による観測結果を公表している。
SEDは今回公表した衛星画像のほか、赤外カラー画像、西之島周辺の推移映像などを公表している。SEDはこれまでも十州北部豪雨や熊本地震の被災地における被災前後の衛星画像や、つくば市等の30年の経年比較など衛星画像による経過比較、経年変化を公表している。
気象庁がまとめた西之島の火山活動に関する解説資料によれば、今月2日時点においても断続的な噴火が確認されており、今後も噴火が継続する可能性があるとしている。
詳細はSEDの「Landsat他衛星画像ギャラリー」を参照。
SED「「西之島最新画像(Landsat-8/OLI+TIRS)」(2014年5月26日~2017年7月28日公開)」
SED「Landsat他衛星画像ギャラリー」
※画像の転載等についてはSEDが定める条件(http://www.sed.co.jp/sug/contents/gallery/topgallery_use_note.html)によります。
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