2013年12月25日水曜日

JAXA、滞空型無人機用合成開口レーダの開発検討へ。観測システム検討業務の調達に着手。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、滞空型無人機に搭載する合成開口レーダ観測システムに関する検討業務の調達に着手した。JAXAの公告によれば、今回調達を実施するのは、滞空型無人機に搭載する合成開口レーダのシステム検討。航空機搭載用合成開口レーダの設計、製作技術を保有する業者に対し、システム検討業務を発注する見通し。



滞空型無人機を巡っては、過去にJAXA航空本部が排他的経済水域の常時観測を実現する滞空型無人機の研究開発構想に基づく共同研究を公募している。この航空本部の構想においても、滞空型無人機の搭載物として、合成開口レーダが挙げられていた。


今回、JAXAは滞空型無人機に搭載する合成開口レーダについて、運用性の検討と、観測システムの実現に向けた課題抽出を業者に求める構え。JAXAは同日付で、実験航空機「飛翔」(ジェットFTB)向けの合成開口レーダ観測システムの検討業務についても調達に着手している。


詳細はJAXAの公告を参照。
JAXA公告「UAV(滞空型無人機)搭載Lバンド合成開口レーダ観測システムの検討
JAXA公告「実験航空機(FTB)搭載Lバンド合成開口レーダ観測システムの検討
JAXA契約・調達情報「参加者確認公募の公告

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