2017年9月7日木曜日

勝浦宇宙通信所、電話設備更新へ。10年前の設備を交換。部品供給への懸念から。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、勝浦宇宙通信所の電話設備の更新に関する調達に着手した。JAXAが公表した調達仕様書によれば、現在宇宙通信所で使用している電話設備は、導入から10年以上経過したため、故障時における部品供給が困難となっているという。



勝浦宇宙通信所は外房の千葉県勝浦市に所在する、JAXAの通信施設。直径20~10mのアンテナを用いて人工衛星の追跡・管制が行われている。人工衛星からの電波を受信するとともに、地上からのコマンドを送信する役割だ。JAXAが公表した調達仕様書によれば、現行の宇宙通信所の電話交換設備はもともとJAXAの大手町分室で使用されていたもの。平成23年に大手町分室が廃止されたことに伴い、宇宙通信に移設された。大手町分室時代から起算して10年以上が経過しており、「故障した場合に部品供給が困難」(JAXA)となっている模様。さらに、現在宇宙通信所で使用している電話機のうち、最も多い型式(Dterm85)については、製造メーカーであるNEC/NECプラットフォームズの販売・保守は終了している


今回JAXAは、電話交換機本体の他、停電用多機能電話2台、コードレス電話機2台、デジタル多機能電話機24台を調達する予定。12月25日までの納入を求めている。調達は、価格を評価する一般競争入札で実施され、27日正午までの書類提出を経て、来月3日の入札・開札を予定している。


詳細は、JAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム
JAXA「契約・調達情報

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