2013年12月10日火曜日

JAXA、「のぞみ」後継機のシステム概念設計を発注へ。火星の大気が散逸する過程を追う。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、宇宙科学研究所の理学委員会において検討されている火星探査機「のぞみ」(PLANET-B)後継機のシステム概念検討の調達に着手した。人工衛星システムの設計・製造業者を対象として、9日から24日まで公募を行っている。



火星大気散逸探査(のぞみ後継機)検討ワーキンググループは、JAXA宇宙科学研究所の松岡准教授を主査として、同研究所理学委員会の下に組織されたもの。今回の調達では、同ワーキンググループにおいて検討されている、火星から大気が散逸する過程などを研究するプロジェクトに供する衛星の概念設計。JAXAが公開した公告によれば、検討中のプロジェクトにおけるミッション要求には、火星の電離層の撮影が含まれているとのこと。


我が国においては、宇宙三機関統合前に旧宇宙科学研究所によって、1998年に火星探査機「のぞみ」が打ち上げられている。「のぞみ」は通信系・熱制御系の不具合が原因で、火星軌道への投入が断念された経緯がある。今回概念設計が行われる衛星が打ち上げられた場合、我が国ににとって2回目の火星探査の試みが実施されることとなる。


 詳細はJAXAの公告を参照。
JAXA公告「火星大気散逸探査ミッションのシステム概念設計
JAXA契約・調達情報「参加者確認公募の公告

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