2013年12月31日火曜日

JAXA、スマートフォン、タブレット向け地球観測データ利用アプリの開発に関するワークショップ開催へ。デジハリ大などと共催。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、現在実施しているスマートフォン・タブレット向けの地球観測データを利用したアプリ開発コンテストに関連し、ワークショップを開催することを明らかにした。一般向けに、「しずく」などの地球観測データ利用アプリに関する意見交換を行うワークショップ「アイデアソン」を開催し、開発グループの形成や、アプリ作りのきっかけを提供したい考えだ。



JAXAでは、第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)観測データや世界の雨分布情報(GSMaP)を利用したアプリ開発コンテストを実施している。今回の「アイデアソン」は、このアプリ開発コンテストに向けた開発グループの形成や、アプリ作りのきっかけを提供する狙い。「アイデアソン」は来年1月、デジタルハリウッド大学での開催を予定している。アプリコンテストの応募締め切りは来年2月。


詳細はJAXAの特設サイトを参照。
JAXA「JAXA OPEN API COMPETITION

2013年12月30日月曜日

JAXA、産業連携シンポジウム開催へ。衛星データ利用をテーマに来月27日、新宿コクーンタワーで。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、産業連携シンポジウムの開催に関するプレスリリースを発表した。JAXAのプレスリリースによれば、今年度の産業連携シンポジウムについて、来年1月27日に開催されることが明らかにされている。


産業連携シンポジウムはJAXAが毎年主催しているイベント。パネルディスカッションやトークセッションを通し、JAXAの産業連携活動を紹介することを目的としている。今年度は、「あなたのアイデアで衛星データをビジネスにのテーマの下、公開討論などが行われる見通し。


既にJAXAは、今年度の産業連携シンポジウムに関する特設サイトを開設している。特設サイトでは、2020年までの衛星データ利用ビジネスに関するアイディアが募集されており、応募されたビジネスアイディアから選定された2件については、産業連携シンポジウムでプレゼンが行われる予定だ。


参加は事前登録制で無料。来月27日14時から新宿のコクーンタワーで開催される。同シンポジウムの企画・運営業務は電通が受注している。


詳細はJAXAのプレスリリース及び特設サイトを参照。
JAXAプレスリリース「JAXA産業連携シンポジウムあなたのアイデアで衛星データをビジネスにの開催について
JAXA特設サイト「JAXA産業連携シンポジウム2014

関連記事
電通、JAXAからシンポジウム企画・運営業務を受注。予算額950万円。

JAXA、寄付金の使途を公表。「はやぶさ2」追跡管制設備の機能向上(約800万円)、有人宇宙船の研究開発(約90万円)など。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、「募集特定寄付金」の使途を公表した。昨年7月から今年3月末までに受け付けられた寄付金の使途を公表したもの。小惑星探査機「はやぶさ2」プロジェクトや有人宇宙船の研究開発、宇宙太陽光発電システム(SSPS)の地上実験設備の開発などに使用された実績が明らかにされている。



JAXAは平成24年度より広く一般から寄付金を募る制度を新設している。JAXAがあらかじめ設定した寄付金対象の事業別に、賛同者がインターネットを介して寄付を行う仕組み。これまで、「はやぶさ2」や有人宇宙船の研究開発などをテーマに寄付金が募集されている。


今回公開された、「募集特定寄付金」の使途概要は以下の通り。研究開発事業の他、宇宙教育向けの教材開発にも寄付金が使用されている。

募集特定寄附金の使途(平成24年7月から平成25年3月受付分)
はやぶさ2    8,201,263円 追跡管制設備の機能向上として使用。
 有人宇宙船     876,320円 有人宇宙船に搭載する生命維持装置の研究開発、
                       緊急脱出システム運用時の人体挙動解析などに使用。
「きぼう」の利用   879,700円 軌道上飼育実験装置の研究開発費用の一部として使用。
宇宙科学研究  3,657,320円 観測ロケットの開発費用の一部として使用。
旅客機開発      170,320円 航空機の騒音源を計測する装置の一部に使用。
航空技術研究    188,320円 極超音速機の磁力支持模型の製作に使用。
未来技術研究    420,320円 SSPS地上実験用レーザー伝送システムの開発に使用。
衛星利用       283,320円 衛星を活用した研究費用の一部として使用。
イプシロンロケット  883,320円 射点音響環境計測費用の一部として使用。
宇宙教育       390,320円 宇宙教育活動で使用するテキスト教材の制作に使用。


詳細は、JAXAの発表を参照。
JAXA「JAXA事業にお寄せ頂いた募集特定寄附金の使途について

2013年12月29日日曜日

NICT、航空機搭載合成開口レーダPi-SAR2の技術支援業務を調達。

情報通信研究機構(NICT)は20日、航空機搭載合成開口レーダ(Pi-SAR2)の技術支援業務の調達に着手した。合成開口レーダの開発・取扱・保守などの実績を有する業者に対し、Pi-SAR2の観測装置、処理装置、ソフトウェアについて、平成26年度における技術支援を求める構え。



Pi-SAR2は、NICTなどが開発した、高度6,000mから12,000mの間で30cmの分解能を有する航空機搭載合成開口レーダ。一度に5kmから10kmの領域が観測可能で、火山噴火時には噴煙に影響されず安全に観測ができることを特徴としている。NICTの公告では、Pi-SAR2を「自然災害における迅速な状況把握が社会的・学術的に強く求められている観測装置」として位置付けている。


今回の調達は、競争参加者の有無を公募で確認する方式で実施される。応募締め切りは来年1月20日まで。


詳細はNICTの公告、仕様書などを参照。
NICT公告・仕様書「高性能航空機搭載SARの観測装置、並びに処理装置・ソフトウェアのテクニカルサポート
NICT「調達情報

2013年12月28日土曜日

マックグラフィックアーツ、JAXAから映像制作を受注。予算額600万円。

マックグラフィックアーツは27日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から「宇宙科学研究所ビデオシリーズ第16巻」の映像制作業務を受注した。JAXAが実施した映像制作に関する企画提案の募集に対し、マックグラフィックアーツが応募し、審査を経て選定された形だ。


宇宙科学研究所ビデオシリーズは、航空宇宙3機関統合前の1992年から続くシリーズ作品。これまで、ロケットや人工衛星、ブラックホールや太陽系などをテーマに、旧宇宙科学研究所から現在のJAXA宇宙科学研究所まで、宇宙科学研究にまつわる話題を取り上げてきた。今回マックグラフィックアーツが受注した第16巻では、宇宙空間の磁気圏について取り上げることが予定されている。


今回の調達は、あらかじめ予算額を提示した上で、業者から企画提案を募り受注者を選定する企画競争方式により行われた。JAXAの公告では、今回の発注分として600万円の予算額が提示されていた。


詳細はJAXAによる公示などを参照。
JAXA公示「「宇宙科学研究所ビデオシリーズVOL.16 (宇宙の嵐~磁気圏のなぞにせまる)(仮題)」の制作
JAXA契約・調達情報「企画競争の公告・選定結果の公告