宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、長野県に設置している入笠山光学観測施設における設備改修の調達に着手した。JAXAが公開した調達仕様書によれば、現行の格納設備を改修し、新たに実験設備を搬入したい考え。
JAXAによれば、入笠山光学観測施設では数十cm級の小さな未知デブリを検出する画像解析手法の確立に向けた研究開発のほか、光学望遠鏡を利用した観測システムの開発や小惑星・水星などの天体の検出も実施しているという。JAXAのデブリ観測施設としては、このほか岡山県の美星スペースガードセンターや上斎原スペースガードセンターがある。
入笠山設備改修の入札は来月8日を予定している。入札参加書類の提出期限は7日17時まで。
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