宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、WindowsXPのサポート終了に伴うロケット試験設備のソフトウェア改修を計画していることが、10日、明らかになった。同日付で試験設備のソフトウェア改修業務の調達に関する公告を掲載している。
今回、ソフトウェア改修を行うのは「液体水素ロケットエンジン要素試験設備」と「ロケット高空性能試験設備」の計測・制御系。共に角田宇宙センターに設置されている試験設備だ。JAXAの公告によれば、WindowsXPのサポート終了によるOS変更に伴い、試験設備の計測・制御システムのソフトウェア改修を行うことが明らかにされている。WindowsXPを巡っては、マイクロソフトが今年4月までにサポート終了を迎えることを告知している。
ソフトウェア改修業務の調達は、競争参加者を公募する方式で行われる。応募要領として、計測・制御システムのソフトウェアに関する技術情報を有していることが求めている。応募期限は今月27日まで。
詳細はJAXAの公告を参照。
JAXA契約・調達情報「参加者確認公募の公告」
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