2014年1月20日月曜日

JAXA、GPM主衛星を報道機関に公開。種子島宇宙センターで。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、GPM主衛星の機体を報道関係者向けに公開した。GPM主衛星は来月の打上げが予定されており、昨年11月に種子島宇宙センターに搬入されていた。



GPM主衛星は、日米共同開発により実現した地球観測衛星。JAXAと情報通信研究機構(NICT)が開発した二周波降水レーダ(DPR)を搭載し、日本と米、仏、印、中などの各国で形成される国際共同観測計画、全球降水観測計画(GPM)の中核を担うことが期待されている。


今回、JAXAは打上げ前の整備中のGPM主衛星を、種子島宇宙センターの第2衛星試験棟で報道機関向けに公開した。GPM主衛星は、引き続き整備が行われたうえで、2月28日に同センターからH-2Aロケットにより打上げられる予定だ。

GPM主衛星(手前)と副衛星群(奥)のイメージ
GPM主衛星(手前)と副衛星群(奥)のイメージ
(C)NASA
筑波宇宙センターで展示されているGPM主衛星の模型(1/10サイズ)
筑波宇宙センターで展示されているGPM主衛星の模型(1/10サイズ)
(C)航空宇宙経済新聞

詳細はJAXAのウェブサイトを参照。
JAXA「GPM主衛星、種子島宇宙センターで機体公開

関連記事
GPM主衛星、2月28日未明に打上げ。種子島宇宙センターからHⅡ-A23号機で。
「日米共同開発 GPM主衛星展」開催。筑波宇宙センターで来年1月7日から。
東京海上など損保各社、国際共同降水観測計画関連の宇宙保険を受注。 全球降水観測計画(GPM)に関する打上げ保険など。

0 件のコメント:

コメントを投稿