宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、GPM主衛星の機体を報道関係者向けに公開した。GPM主衛星は来月の打上げが予定されており、昨年11月に種子島宇宙センターに搬入されていた。
GPM主衛星は、日米共同開発により実現した地球観測衛星。JAXAと情報通信研究機構(NICT)が開発した二周波降水レーダ(DPR)を搭載し、日本と米、仏、印、中などの各国で形成される国際共同観測計画、全球降水観測計画(GPM)の中核を担うことが期待されている。
今回、JAXAは打上げ前の整備中のGPM主衛星を、種子島宇宙センターの第2衛星試験棟で報道機関向けに公開した。GPM主衛星は、引き続き整備が行われたうえで、2月28日に同センターからH-2Aロケットにより打上げられる予定だ。
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筑波宇宙センターで展示されているGPM主衛星の模型(1/10サイズ) (C)航空宇宙経済新聞 |
詳細はJAXAのウェブサイトを参照。
JAXA「GPM主衛星、種子島宇宙センターで機体公開」
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