宇宙航空研究開発機構(JAXA)が国民に対する「意識調査」の実施を計画していることが明らかになった。26日に調査会社の選定に関する入札公告を発表したもの。「意識調査」は毎年実施されており、今回も例年と同じく一般競争入札により調査会社を選定した上で、意識調査を実施する見通しだ。
「宇宙事業に関する国民の意識調査」は毎年実施されており、インターネット上に公開されている情報によれば、数百から数千人規模のサンプル調査対象者に対し、「JAXAの認知度」や「日本の宇宙開発に対する満足度」、「日本が宇宙開発を推進する是非」などを問うもの。調査結果については、理事会議等において経営層に共有されていることが、文部科学省の独立行政法人評価委員会の場で明らかにされている。過去には、「JAXAタウンミーティング」において、意識調査の結果を引用する形で、人工衛星の認知度合が紹介されたこともある。
今回実施されるのは「平成25年度 宇宙事業に関する国民の意識調査」。JAXAの公告によれば、24日までに価格評価方式の一般競争入札により調査会社が選定される予定だ。過年度の意識調査に関する入札結果は以下の通り。
平成24年度宇宙事業に関する国民の意識調査 エスピー研が270万円で受注
平成23年度宇宙事業に関する国民の意識調査 エスピー研が300万円で受注
平成22年度宇宙事業に関する国民の意識調査 日本宇宙フォーラムが613万円で受注
今回の入札に関する詳細と過年度の入札結果については、JAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム」
JAXA「契約・調達情報」
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