宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、3次元プリンタ(3Dプリンタ)の調達に関する入札結果を公表した。JAXAの公表によれば、価格評価方式の一般競争入札の結果、ヤマダ電機が約250万円で受注に成功したことが明らかにされている。
ヤマダ電機は家電小売り業として店舗を展開する一方、国が実施する物品やサービスの入札に必要な競争参加資格(全省庁統一資格)を保有するなど、官公庁に対しても販売体制を整備している。3Dプリンタについては、日本橋総本店などを中心として取り扱いを始めている。
航空宇宙部門における3Dプリンタの利用については、米国航空宇宙局(NASA)によるロケットエンジン用部品への応用に関する研究の他、JAXAにおいても航空エンジンの研究開発資する模型エンジンの製造に利用された先行事例があるものの、今回JAXAが調達した3Dプリンタの利用目的については、入札結果の公表では明らかにされていない。
詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム」
JAXA「契約・調達情報」
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