宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、極超音速ジェット機の商用化に関する調査・研究業務の調達に着手した。JAXAが公表した公告によれば、今回の発注は、小型の極超音速ジェット機についてビジネスコンセプトの調査・研究を求める内容になっている。
極超音速とは、一般的にマッハ5以上の速さを指す言葉。JAXAでは、マッハ5で推進する極超音速航空機について、2025年までの技術取得を目指し、研究開発が進められている。マッハ5で飛行する極超音速機が実現した場合、現在10時間ほどかかる太平洋横断が、2時間に短縮されることになる。
今回の調達を通して、JAXAは航空ビジネスに関するノウハウを持つ業者に対し、ビジネスコンセプトの構築などの調査・研究を求めたい考えだ。業者の選定は、競争参加者を公募する方式で実施される。
詳細はJAXAの公告を参照。
JAXA公告「極超音速ビジネスジェットのビジネスシステムデザインに関する研究」
JAXA契約・調達情報「参加者確認公募の公告」
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