宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、27日に予定しているイプシロンロケットの打上げに関連する入札の結果を公開した。報道陣の取材用スタンド整備工事や、事務機器・自動車の賃貸借などの、ロケット打上げに付随するJAXAの調達に対して、地元の鹿児島県内企業が相次いで受注に成功した模様。
今回、JAXAが入札を行ったのは、内之浦宇宙空間観測所における「取材用スタンド駐車場整備工事」、「事務機器のレンタル」をはじめとする打上げに付随するもの。JAXAが公開した入札結果によれば、六宝堂が約600万円でイプシロン管制センター向けの机などを受注している他、前原造園土木が500万円で「取材用スタンド工事」を、種子島総合事務機が打上げに伴う事務機器のレンタルの種子島宇宙センター分と内之浦宇宙空間観測所分2件を、合計約400万円で受注している。
イプシロン打上げに伴う地元企業の受注状況
・内之浦宇宙空間観測所取材用スタンド駐車場整備工事
前原造園土木(鹿屋市)が500万円で受注。
・イプシロン管制センター什器類(机、椅子等)の購入
六宝堂(鹿屋市)が約600万円で受注。
・イプシロンロケット打上げ作業に伴う自家用自動車の借上げ(その1)
トヨタレンタリース鹿児島(鹿児島市)が約70万円で受注。
・イプシロンロケット試験機打上げに伴う事務機器の賃貸借(レンタル)及び保守(内之浦宇宙空間観測所分)
種子島総合事務機(西之表市)が約240万円で受注。
・イプシロンロケット試験機打上げに伴う事務機器の賃貸借(レンタル)及び保守(種子島宇宙センター分)
種子島総合事務機(西之表市)が約140万円で受注。
詳細はJAXAの入札情報公開システムを参照。
JAXA「入札情報公開システム」
JAXA「契約・調達情報」
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