リモート・センシング技術センターは21日、米ランドサット8号による桜島周辺の衛星画像を公開した。18日の爆発的噴火により、鹿児島市方面へ噴煙が流れていることが衛星画像からも確認できた形だ。
今回、財団が公表したのは米国のランドサットが噴火翌日の19日に撮影した画像など。合わせて今年4月時点の画像も公表しており、これらを比較すると桜島から西方の市街地に噴煙が流れている様子が確認できる。
ランドサット8号は米国NASAなどが開発した地球観測衛星で、これまでのランドサットシリーズと一貫性を持った観測を行うことを目的としている。今回の画像公開に際して、財団側は「40年にわたるヒートアイランドの経年変化や土地被覆分類図などを作成する」ことが可能であるとして、ランドサット画像の取得による効果をアピールしている。
詳細は財団のプレスリリースを参照。
リモート・センシング技術センタープレスリリース「桜島の噴火後の衛星画像公開について」
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